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FXのスプレッドは狭いだけでなくどこまで固定的かが問題

FXにおけるスプレッドというのは市場の価格とFX業者による相対取引との差の部分で、最近では取引手数料を取得しないFX業者が殆どであるため事実上この幅が業者の取引手数料となっています。
私も複数の業者でFX取引をしていますが、実際このスプレッドが小さいほうが、スキャルピングなどでの取引の場合明らかに約定しやすく、スプレッドが大きくセットされていますと動かない相場のときには非常に不利になることを何度も経験しました。
最近では主要通貨であるドル円やユーロ円などはどの業者もかなりスプレッドを狭くしてきていますので、比較的使いやすい状況にはなってきていますが、問題はボラティリティの高いときにこのスプレッドがどこまで維持できるかです。
実際、原則かなり狭いXプレッドのFX業者を利用して取引してみましたが、早朝であるとか価格が急騰してしまったときなどなどには、指値をしていてもこの幅が大きく開いてしまい、市場の価格は到達しているにもかかわらず、FX業者との取引では約定しないというケースが頻発しました。
酷いときには現物の売買価格と1円以上開いてしまうということも起きてしまいますので、実際に使ってみてからでないと迂闊には評価できないというのが正直な感想です。
こうした猛烈な幅がでてしまうのは、ボラティリティが激しくなると業者自身がリスクを負うことになるからで、これは使ってみないことには分らない問題であるとつくづく思います。
できることなら完全固定の業者を選択すべきで、原則固定の原則はどこまで原則なのかが大きな問題となります。
こうしたスプレッドが広がりすぎてまったく約定しないケースというは次のような時に起こります。
まずは毎月お馴染みの米国雇用統計の発表直前、直後ですとドル円をはじめとして価格が乱高下することになるのですが、こうした時にはスリッページも問題になりますが、そもそも値幅がひろがりすぎて、売りと買いの間に20銭とか30銭とかいう広がりができてしまうケースが頻発します。
これでは買い付けができてもとんもない価格になってしまいますし、そもそも雇用統計自身で動くのが50銭程度の上下だとするとほとんど儲けなど出ない状況になってしまいます。
また最近頻発する日本時間早朝の仕掛け的な上げ下げの局面でもまったく同じで、1円や2円といった具合に市場が動いているにもかかわらず約定価格がそれについてこないというシーンをここのところ何度も目の当たりにさせられています。
海外の業者などでは完全固定にしてインターバンクの価格をそのまま適用するかわりに、手数料を徴収するところもありますが、ある意味ではこのほうがよほど健全ではないかと思います。
こうした問題というのはある程度複数の業者を利用し、かつクリティカルな局面に遭遇した時にどうなるのかを経験してみないと正確には評価できないもんですが、使いこなしてみると各業者間でそのサービスの内容に結構違いがあることがはっきり分るようになります。
まあ各業者もわざとやっているというよりは、自社のリスク回避のために一定のロジックを組んで機械的にやっているのだと思いますが、カスタマーセントリックとはいえません。

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