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FX初心者のほろ苦い取引体験談とその後

私がFXと出会ったのは2006年のことでした。
海外旅行で両替所や銀行に行く度に、現地通貨の利率の高さや、毎日変わる為替レートを見て、この差損を個人でも活用出来たら、短期間に資産を増やすことが出来るのにと、漠然と考えていました。
そんなある日、ラジオから流れて来たFX会社のCMが耳に残り、その日のうちにその会社のサイトを訪れたのです。
すると、少ない資金でも、その100倍ほどの額の外貨を売買できる、外国為替証拠金取引というシステムが有ることが分かり、長年自分が求めていたものが、現実に提供されている喜びと共に、衝撃を受けました。
その日は、時の経つのも忘れて、FXの制度や取引方法などを一気に調べました。
口座の開設は、難しい事ではなさそうだったので、何の躊躇もなく、口座開設の申し込みをしました。
10日後くらいには、資金の入金口座や取引ツールのマニュアルなども揃い、直ぐに入金も済ませて、いよいよ私のFX取り引きが始まったのです。
元来、気が短くて理論よりは実践派の私は、はやる気持ちを抑えきれずに、トレードに関する知識もほとんどないまま、簡単なチャートと統計的な勘だけを頼りに、ぶっつけ本番での取引でした。
当時は現在の様に、各社の口座開設キャンペーンや、デモ口座での体験なども一般的ではなかったので、必然的にそうなったのですが、それでも丁度レンジ相場だったこともあり、ビギナーズラックも手伝って、短期売買をメインにして、数回の取引全てで利益を上げることが出来たのです。
しかし、素人の勘だけで、いつまでも勝てるほど、FXの世界は生やさしいものではありませんでした。
いつもの様に、何の根拠もないレンジ相場を決め込んで、レンジの上限付近で売りを仕掛けた時のことでした。
最初は少し利が乗って、今回も順調だと思っていたところ、いつもと値動きが違っていて、自分の決めていた決済ラインには届かず、逆に今までのレンジ上限を抜けて、上がり始めたのです。
当時の私の頭の中には、損切りなどとい、言葉は存在せず、その日は様子を見ようと決済を見送り、ポジションを持ち越しました。
翌日、前日にエントリーした値の近くまで下げて来たので、ホッとしていたところ、それ以下に下げることは無く、反対にジリジリと値が上がって行ったのです。
その後、数年間に渡って、私が売ったポジションまで、相場は下がることはありませんでした。
当時のレバレッジは、100倍が当たり前の時代でしたから、追加入金もしたものの、私の資金は1ヶ月ほどで底をつき、強制決済となってしまいました。
その経験が有ってからは、2度と資金を無駄にしないように、また、失った資金を取り戻す為に、心を入れ替えて、真剣に基礎からFXを学ぶことにしたのです。
インターネット上の情報を読み漁り、チャートでは様々なテクニカルのインジケーターを検証し、デモ口座での実証を重ねた現在、取り引きではほとんど負けることが無くなり、更に先の流れも読めるようになって来ました。
FXを始めた頃は、なんて愚かで恐ろしいことをしていたのかと、我ながら呆れてしまいますが、逆にあの失敗が有ったからこそ、挽回するための原動力にもなりましたし、ここまで頑張ることが出来たのだと思います。
失敗は成功のもと、という典型でしょう。

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